麺空海

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麺空海について

麺空海誕生のヒミツ

麺空海誕生のヒミツはもとより、恥ずかしながら失敗談もあります。
大学卒業後何をすべきか…
大将は幼い頃から料理好きで、家族の食事も作っていました。実は、大将は学生時代に 卒業後の進路で迷っていました。バブル期だったこともあり5社から内定を獲得し、 いったんは大手製薬会社の営業マンになることを決めていました。
おかみちゃんとは高校時代からの恋人で、そのときにはすでにお腹に赤ちゃんを 身ごもっており、結婚も決めていました。これから、一家を支えていかなければ ならないのに、待遇の良い会社を辞退してまで自分の夢を追いかけていいのか…かなり 悩みました。
ある日、おかみちゃんが切り出しました。
「何がやりたいの?」
「(飲食)店を持ちたい」
「だったら製薬会社に行ってもしょうがないじゃない」
この一言で吹っ切れ、3人が生活できる給与がもらえる店なら料理の種類にこだわりなく 探しました。
卒業後、大手の中華料理チェーンに入社し、夢に向かって歩み始めました。少しでも早く 仕事を覚えようと、仕事はきつかったが、家族のために頑張りました。
生まれ故郷からの挑戦
2年が経過した頃、飲食業に反対していた親父から、地元の因島で「ラーメン屋を 引き継いでくれる人を探している店がある」と声を掛けられました。
当時24歳だった大将は、経営に対する不安がありながらも、「チャンス」と捉え、挑戦を 決意しました。
苦労はありながらも、そのお店が軌道にのり、5年経ったとき、料理の勉強のために因島を 離れました。
広島市内の中華料理店で1年ほど働き、洋食も勉強しておこうと広島アンデルセンで 1年半修業しました。
麺空海の誕生
岡山から福岡にかけて半年間、開業場所を探し続けました。その中で、街が急速に 発展している「東広島」に着目し、この地で開業することにしました。
店の名前は、知人のシンガーソングライターにアイデアをもらい、大将とおかみちゃんの 出身地である因島をイメージする「空」と「海」と使うことにしました。そして、「麺、 食うかい」をモジって親しみやすい名前として、「麺空海」に決めました。
1997年11月19日に東広島に麺空海がオープンしたのです。
仕事のスタイルに転機が訪れる
1日平均数百人訪れるお客様のために、店の準備は朝4時半から始まります。夜の 片付けが終わる頃には23時を過ぎるというハードな毎日でした。
そんな中、おかみちゃんが2000年に3〜4ヶ月入院するほどの大病を患ってしまいました。 2人とも目一杯で、さらに5人の子供を育てることは並大抵のことではありませんでした。 仕事と家庭以外は見えない日々を送っていました。
でも、おかみちゃんの入院をきっかけに、「明日のために元気がでることを一緒に楽しもう」 と大型二輪の免許を取り、憧れのハーレーダビッドソンを買って、休日にツーリングに 出かけるようになりました。同時に大将はギターも始め、今では自作の詩もあり、お店で お客さんとライブをするようになりました。
これまで仕事一辺倒だったのですが、趣味を始めてから仕事も充実するようになりました。 今まではできない理由ばかり探して、自分自身に言い訳をしてばかりいましたが、趣味を 持つようになって、”どうしたらできるか”と前向きに考えるようになりました。
やるべき仕事をしっかりして、その上で新しいことに挑戦することは、仕事にもいい影響が ありますね。
大失敗しました
2002年にスープをすべて変えました。味に変化を求めて、より高価な素材を使った スープにしました。
ところが、「味が違う」とお客様が離れていってしまいました。常連客の人は以前の味を 求めて通っていたのですから、今思えば当然のことです。
「よりよいもの」を提供しようとスープにお金をかけてしまいました。高価な素材= 「よりよいもの」と思い込んでしまっていました。
1年ほどこのスープを続けていたのですが、学生時代によく通ってくれていたお客様が 久しぶりに訪れてくれたとき「味が変わった」と寂しそうに言ったことで目が覚めました。 このことがきっかけで、元のスープに戻しました。
いつも同じ味であることがいかに大切なことなのか、身をもって教えられた出来事でした。
あなたの”うまい”のひと言のために…
「美味しかった、また来るよ」って言っていただけることが、何よりもうれしいことです。
特に、子供さんに言われるとうれしいですね。子供って正直ですから。
「あなたの”うまい”のひと言ために」という気持ちを忘れずに毎日頑張っています。
仕事って、夢だと思います。自分は”店を持つ”という夢をひとつ叶えることができました。 自分の興味のあることは、とにかくやってみることです。何をするにしても新しいことに 挑戦することです。決して無駄にはならないと思います。
この道で生きていきたいという熱意のある若い人がいれば、一緒にやっていきたいと 思っています。
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